【 共通ルート 】


主人公: 花の学校の養護教諭。24歳ぐらい。白衣+眼鏡美人(そこまで悪くはない)。あと隠れ巨乳
三国志の知識はレッドクリフ見たぐらい。あんま興味もなかったけど、国語の先生(三国志オタ)に言い寄られて、多少は聞きかじっている。

たまたま図書室に来ていたところを、うっかり巻き込まれて三国世界に。もちろん山田さんも一緒です。もともとは普通に面識あったぐらいの関係がいいかな。
あっちに言ってから「誤解されるから先生って呼ばないで」と言ったら、花に「じゃあ私のことも名前で呼んで下さい」とか言われるといい。可愛いなぁ花ちゃん…。

教育者として、とりあえず生徒を守らなくちゃと思ったところで玄徳たちに拾われる。多少の知識があるので、ここが三国志の世界だと割と早めに気付く。よく分からないけど、なるようにしかならん、と諦めモードの主人公。
玄徳を信用する花に対し、あまりにいい人すぎて懐疑的になる。雲長に疑われてむしろホッとするぐらい。


本は花が持ってるので、花は原作通り軍師ポジションに。
主人公は白衣のポケットに消毒薬とか薬とか絆創膏が入っていて、なし崩しに軍医っぽいポジションにつけられる。オキシドールつけたら傷が早く治って、「奇跡の仙術だ…!」とか崇め奉られるとイイ。
戦で死体に衝撃を受ける花に対し、主人公は割と淡々としている。ここで宴のお着替え&玄徳慰めシーン。

主人公は大人だから、ちょっと色っぽいぐらいの服を芙蓉姫が持ってきてくれると思うんだ。え、これ?と思いつつも、それが普通だと押し切られて着てしまう主人公。武将さんたちはもうドッキドキ。
玄徳もちょっと気になるんだけども(待てのできない狼さんだから・笑)、そこはまだルート前。静かにお話しします。

主人公は事故で両親を亡くしてて、その死体検分に立ち会ったため結構グロ耐性がある&人の死に対し、冷めているところがある。
友達はいるけど、過去に彼氏もいたけど、今それほどまで自分を必要としている人は、現代にはいないと思っている。花と違い、あちらに帰ろうという意思がいまいち薄い主人公。

立場をわきまえてるので、主人公は玄徳を様付けで呼ぶ。花と一緒でいい、と言う玄徳に対し、

「こちらでは違うかもしれませんが、あの子は私たちの国ではまだ子供と言って許される年齢です。でも私は違う。立場はわきまえるべきです。……あの子は子供です。戦場に連れていくのは、できればやめて下さい」

とか言って大人の節度を無意識にアピール(笑) 玄徳の好感度が上がる訳です。
でも何かうまいことを言われて、結局さん付けで呼ぶことになっちゃう。


玄徳軍の恋愛対象はとりあえず玄徳だけかなー(私の好みでしかないが)。
玄徳の人柄のよさに胡散臭いものを感じつつも、そこそこ交流を深めていく二人。主人公も玄徳に感謝と好意を抱き始めます。

武将たちから、「玄徳様の寵姫」とかひそかに呼ばれるようになるが主人公は気付かない。
玄徳は気付く(笑) けど、黙って聞き流している。

新野から追われるあたりで、ひどく疲れている玄徳に主人公がお酒を持っていきます。
落ち込んでいるのが痛々しくて、深い考えなく口付けをする主人公。「少しは……気が紛れませんか?」とか慰めようとするわけです、体で! 主人公は天然ビッチかもしれません。

でも動揺しながらも、玄徳は「そんなこと、しなくていい」とか少し怒り気味で拒みます。
向こうの世界的には、一般女性が体を繋ぐのは夫とだけ、という固定観念があるので「お前はそういう仕事をしていたのか……?」とか言われて、主人公は軽蔑されたような気がして恥ずかしくなって逃げる。
玄徳も男なので実はムラっと来たんだけど、いい加減な気持ちでは抱けないと思ったわけです。

そんな感じで少しぎくしゃくしたところで、主人公は花の代わりに孟徳軍に拾われます。
ここから孟徳と文若のターンだよ!



孟徳軍にも「玄徳の寵姫」の噂は伝わっていて、主人公は敵君主の愛妾という立場で扱われます。
捕虜ではあるけれど、この時代、勝った方が負けた方の身を好きにしていいのは常識(ということにしておく)。
訳の分からぬうちに、主人公は当然のように孟徳の寝所に放り込まれます。

孟徳的には興味はあれど(一般的な愛妾っぽくないから)、本気で抱くつもりはなかったのね。でも臣下の手前、何もしないのもどうかということでちょっと手を出してみる。ここで孟徳の言葉責めタイム

「玄徳以外の男に抱かれるのは屈辱?」とか「玄徳はどんな風に君を抱くの?」とかニコニコ笑いながら聞いてくるわけですよ。けしからん、もっとやれ。

でも主人公は玄徳とそんな仲じゃない(むしろ一度フラれた)から、私は愛妾なんかじゃない、と拒みます。そこで「嘘だね、男を知ってる体だ」とか追い討ちをかけてほしい(笑)。
でも主人公もやけっぱちになっていて、孟徳に抱かれること以上に勘違いされてるのが嫌になって(微妙に主→玄徳だから)、やっぱり否定する。ここで人間嘘発見器の出番です!

主人公が嘘を言ってないのは分かる。でも反応が処女のそれじゃない。孟徳も前述の固定観念があるから、じゃあ誰が抱いたんだよって、ちょっと混乱してイラッとする。
でも主人公が存外色気のある反応を返しちゃったりして(経験者だから)、まあいっか…と強引に抱いてしまうわけです。

主人公は主人公で、抵抗しても痛い目見ることを悟ってるし、捕らえられてちょっと捨て鉢になってるし、何より孟徳がイケメンでテクニシャンだったため、なし崩しで受け入れてしまいます。
ここから捕虜 兼 丞相の愛妾としての生活がスタート。……そうなのです。この大人夢、一度は孟徳に囲われてしまうのがデフォなのです。玄徳・文若派の皆さんゴメンね!

子龍の救出イベントは失敗します。その方がおいしいから。
玄徳は主人公が孟徳に抱かれたのを知り、地の底まで後悔するといい。「孟徳…!」とか独白で叫ぶといいよ。

体を重ねるばかりの関係を深めていく主人公と孟徳。けれど文若は、主人公のことを玄徳軍が送り込んできたスパイじゃないかと疑い、寵愛を隠そうともしない孟徳に忠告をします。ここから堅物文官のターン!


このあたりで戦が起こって、基本的に怪我人を放って置けない主人公は負傷兵の手当てをします。玄徳軍で医官の下についてて、医術が飛躍的に上がってるといいな。
文若は抗議に行くんだけど、その技術と知識を垣間見て、ただの愛妾ではないのでは、と疑うのね。

それだけの才があるなら医官として仕えるべきだと言われ、石頭だけど誠実な文若に、孟徳とのただれた関係に疲れはじめていた主人公の心にも清涼な風が吹きます。
自分がここににいる意味を見いだして、本格的に医術を学びたいと思った主人公に、文若が便宜をはかってやる。紹介先はもちろんあの医官のおじいさんね。

夜はやっぱり孟徳との生活が続いてるんだけど、主人公の気持ちはまだ玄徳軍(に残っている花)にあって、心は全然なびかない。さらに孟徳もだんだん本気になってきちゃって、権力に従わせて抱くのが苦痛になってくる。
このあたりから孟徳が我慢するようになります。こっちは待てる大人だから!(笑) まあ初っ端が待ててないわけだが。

生気を取り戻していく主人公は文若と急接近。次第に文若は、主人公が孟徳に囲われているのが耐えがたくなってきます。原作の「丞相に嫉妬」イベントは素晴らしかったね!


そんな感じでねじれてきたところで、赤壁の戦いが始まります。
逃げる孟徳を追う玄徳。主人公の名を叫びます。子龍イベントが失敗したのはまさにこのためだよ!
正直原作のあのスチルの孟徳の悪人顔は最高だったと思うんだ。

一騎討ちになり、主人公は玄徳軍と孟徳軍、どちらにつきたいかを考える。それにより勝敗が決まり、とりあえず玄徳ルートと孟徳or文若ルートに分岐します。

ここまでが三つ巴な共通ルート。はぁはぁ長かった……。



個別ルートに行く前に花ちゃん側の補足を。時間&立場的に、主人公は仲謀軍には行きません。ここは師匠と花に行ってもらいます。
あと本持ってないので過去にも行かないです。そこまで考えられないよ!(笑)

仲謀萌えな管理人としては主人公が孟徳軍を選んだ場合、花には俺様王子とくっついてほしいです。あいつら、最高だよ…!

ほんとは仲謀も攻略キャラにしたかったけど、時間的に厳しい&歳の差が大きすぎるので断念したんだぜ……。
あちらの世界的には完全に嫁き遅れな主人公に、「仕方ねぇから俺様が貰ってやるよ!」とか言ってほしかったな…!

玄徳ルートなら戻ってきて、雲長以外の誰か……人気的には師匠になるんだろうけど、ここはあえて子龍あたりとくっついてほしい。
初々しい二人のジリジリする恋模様を、先生の立場で見守ってあげればいいと思う。可愛いなぁ…v

脳内設定では文若26、玄徳27、孟徳30歳ぐらいで想定してるんだが、どうだろう。



【 孟徳軍編 】

孟徳軍に残ると、花(+本)と決定的に別れることになります。主人公はこの世界で生きる決意を固め、医官としての正式な仕官が認められます。

周囲にはすっかり孟徳の愛妾として認知されてるんだけど、残留後の孟徳は部屋には来れど、なぜか主人公を全く抱かなくなります。急にぱたっと来訪をやめると主人公の評判が下がるから、医官として周囲に馴染むまで孟徳は時間を稼いでいるのね。

このあたりの好感度で孟徳ルートと文若ルートが分岐します。

続きは個別ルートで!