宴の華



「あ……さん」

「ああ、やっと来たわね。はい、じゃあ花はこれを着て。、あなたはこっちね」

「芙蓉姫……。ええと、これは?」

「決まってるでしょう? 宴の衣装よ」


 花の初陣が勝利に終わったその日。彼女の部屋へと呼び出されたは、腕を組んだ芙蓉姫と途方に暮れたような花と、色とりどりの衣たちに出迎えられた。
 詳細を聞く前にだいたいの事情を汲み取るが、困惑に眉をひそめる。

「宴って……私、何もしてないけど。花は分かるけど、なんで私まで――」

「あのね、あれだけ怪我人を手当てしておいて、何もしてないはないでしょう。……仮に本当に何もしていなくても、華を添えるのは必要よ。分かるでしょう?」

 年下なはずの芙蓉姫に諭され、その迫力に思わず頷いてしまう。「話が早くて助かるわ」と笑った芙蓉姫は、に紫色の衣を手渡した。

「あなたに似合うのはこれだと思う。髪は私が結ってもいいけど、化粧は自分でしてね。私はこの子の支度をしないといけないから」

「う…うん」

「そうと決まれば、さっそく始めるわよ! もう時間がないんだから。さぁ、気合い入れるわよ……!」

 パンと手を叩いた芙蓉姫に、と花はただ圧倒され、頷くしかなかった。

「……さん、諦めましょう」



 芙蓉姫に髪を結ってもらい、見様見真似で衣装を着付けたは芙蓉姫にチェックを頼んだ。正面に立った芙蓉姫が、渋い顔でぐいっとの襟をくつろげる。

「駄目。着付けが堅すぎるわ。こういうのは少し乱さないと逆におかしいの」

「え――。でも、使用人の人たちは結構きっちり……」

 鎖骨と谷間が覗くぐらいに襟を下げられ、は慌てる。ただでさえ、花のピンクのひらひらした衣装に比べると少し派手で恥ずかしいのに。
 控えめに抗議したに、芙蓉姫が首を振る。

「あなたぐらいの歳なら、宴ではこれが普通なの。……うん、ずっと良くなったわ。あなたもそう思うでしょ? 花」

「わあ……! さん、すごく綺麗です! 色っぽーい」

 話を振られ、可愛く着飾った花が喜色を上げる。
 ……そんなことはない。そう言おうとしたが、キラキラした目で褒められればまんざら悪い気もせず、は苦笑を浮かべた。

「そうかな…? ……ありがとう。花も可愛いね」

さん、白衣脱ぐと本当にスタイルいいんですね。胸が大きくていいなあ……」

「……重いだけだけどね」

 羨望の眼差しで胸元を見つめられ、溜息をつく。そんなに発破をかけるように、芙蓉姫が腰を叩いた。

「華やかさと色気は武器よ。……さあ、行くわよ。玄徳様たちを楽しませてあげてね」

「はいはい。……どこの土地でも、女性って大変なんだね……」



 広間に着くと、宴はすでにたけなわになっていた。
 花に続いて足を踏み入れると、ざわ…と空気が揺らめく。痛いほどの視線が、たちに突き刺さった。

「……?」

 最初は、芙蓉姫を見ているのかと思った。次に花を見ているのかと思い、視線を巡らせる。
 それも間違いではなかったが、何人もの居並ぶ兵士たちと視線が合い、は困惑した。――自分を、見ている?

「うふふ、私の見立てに間違いはなかったわね」

 妙に嬉しげに芙蓉姫が呟く。すると上座の方から、翼徳が三人を手招いた。


「うわーっ! 二人とも、すっごい綺麗だ! 花は可愛くてー、は……ヨウエン?」

「……意味分かって言ってるのか、翼徳」

「分かってるよ、雲長兄い。色っぽいってコトだろ!? ねぇねぇ、ここ座んなよ!」

 招かれたそこには、翼徳と雲長、そして子龍が揃っていた。
 ……良かった。このメンツなら気心も知れているし、花も緊張せずに済むだろう。腰を下ろしたに、雲長が切れ長の瞳を向ける。

「あら……ずいぶんじっくりと彼女を見ていますのね、雲長殿。何か不満でも?」

「いや……別に。ただ、それ以上やったら若い奴らには目の毒だろうなと思っただけだ」

「まあ。どういう目で見てるのかしら! 失礼しちゃうわ。ねえ、

「え……?」

 雲長とは犬猿の仲らしい芙蓉姫がすかさず彼に絡み、不毛な舌戦を始めてしまった。話を振られ、自分のことを言っていたのかとは目を丸くする。

「衣自体はよく似合っている。特に不満な点などない」

「あら、そう。……本当に野暮な男で困るわ。ねえ、子龍殿はどう思う? 彼女たちについて」

 雲長の答えが不服だったのだろう、芙蓉姫は今度は子龍へと矛先を向けた。突然話を振られ、子龍は生真面目な顔に戸惑いを浮かべる。

「え……。私には、女人の装いは分かりかねます……が、お二人とも、美しいのではないかと――」

「そうでしょうそうでしょう。……よし、満足したわ。じゃ、私は行くから」

 困惑の顔でそれでもなんとか返答した子龍を残し、芙蓉姫は立ち上がるとどこかへ行ってしまった。
 その他の面々も散らばってしまい、は居心地悪そうにしている花を振り返る。


「……料理、食べようか。こんなに豪勢なのはきっと珍しいから、たくさん食べておかないとね」

「あ……はい。あの、ごめんなさい。ちょっと圧倒されちゃって」

 さっきから静かだと思ったら、宴の空気そのものに花は萎縮してしまったようだった。さらには武将や兵たちから次々と献策についての賛辞を贈られ、ますます縮こまる。

 は花が、自らが告げた策のために敵軍…孟徳軍に犠牲を出したのを後ろめたく思っていることを、知っていた。さらには初めて見る戦の現実にショックを受けていることも。
 ……この世界は、彼女には過酷すぎる。だからその話題に触れることなく、花が安心できるように振る舞う。

先生は……こういう宴会も、慣れてるんですね。やっぱり大人だから」

「まあ、教職員の間でも飲み会ぐらいはあったからね。……って、先生に戻ってる」

「あ、ごめんなさい。つい。……さんって、すごくモテそう。そういえば、国語の玉川先生がさんのこと狙ってるって噂があったんですよ。それって本当ですか?」

「やだ。誰が言ったの、そんなこと」

 軽口を叩くうちに、花の緊張もいくらかほぐれてきたようだ。料理を勧めてやりながら、は周囲に目を配る。

「……あ、玄徳さんだ。武将さんたちと話し終わったみたいですね」

 花の声に目をやると、玄徳が宴の中心から外れたところだった。は近くにいた子龍を手招きすると、酒瓶を手に立ち上がる。

「ちょっと挨拶してくる」

「え……。だったら、私も――」

「大丈夫、慣れてるから。……子龍君。花のこと、よろしくね」

「……? はい」


 一息ついたらしい玄徳に近付くごとに、広間から視線が飛んでくるのが分かった。
 注目されるのは本意ではないが、身を寄せさせてもらい、戦でも命を守ってもらっている以上、挨拶一つないのもおかしいだろう。が横に腰を下ろすと、玄徳はわずかに目を見開いた。

「……玄徳様。一献、いかがでしょう」

「あ……ああ、か。……悪いな、俺の相手なんてしなくてもいいんだぞ?」

「いえ……お祝いとお礼を、と思いまして。このたびは、おめでとうございました」

 玄徳はいつものラフな戦装束ではなく、裾の長い着物を着ていた。普段は頼りになるけれども「面倒見のいいお兄さん」という印象が抜けないが、こういう格好をするとやはり一軍の長なのだと思う。
 酒瓶を傾けると、かしこまったように盃を掲げる。

「……ありがとう。お前もどうだ?」

「頂きます」

 総大将手ずからの酌を受け、視線を合わせたまま盃を交わす。その光景に周囲が落胆の溜息を漏らしたことに、は気付かなかった。

 ……この人のことは、正直まだよく分からない。出会った当初はあまりの「いい人」ぶりに逆に懐疑的になったものだが、共に過ごすうちに本当にそういう人なのだとはうすうす分かってきた。
 けれど元の世界に帰るにしろ、万が一にもこの世界に留まるにしろ、自分とは立場の違う人間だ。感謝と礼儀は必要だが、深入りすべきではないと思った。


「これはこれは……。美男美女でお似合いですな。玄徳様も、まんざらではないのでは?」

「……?」

 挨拶も済んだことだし、そろそろ立ち去ろうかと思っているといくらか酔った様子の武将に話し掛けられた。が視線を向けると、玄徳が慌てたように口を開く。

「そういう言い方は、彼女に失礼だろう。だいたい、そんなつもりで来てくれたのでは――」

「しかし、医官殿がたいそう美しいのは事実。広間中の視線をお二人が独占しておりますぞ」

「あのな……」

(……面倒だな)

 このままでは、玄徳の前から辞すタイミングを逸してしまいそうだ。は武将に向かってにっこりと微笑むと、控えめに首を振った。

「それは褒めすぎですよ。私なんて嫁き遅れもいいところですから、玄徳様には釣り合いません。けれど、お言葉だけはありがたく頂戴しておきますね。……それでは、私はこれで――」

「あ……

 武将たちが集まってきたことだし、これ以上ここにいても特にすることもないだろう。
 はすっと立ち上がると、玄徳から離れた。そのまま宴の輪の中へと戻っていく。

「これは失敬。お邪魔してしまったようですな」

「だからあいつは、そういうのじゃないと………」

 困りきったような玄徳の声は、には届かなかった。



 花のもとへと戻ってくると、当の本人は子龍や雲長と話をしているようだった。……彼らなら、任せておいても心配することはないだろう。
 なおも追ってくる視線が少しわずらわしく、人目を避けるようには宴席の奥へと下がった。――すると。

「っ……!?」

 ぐい、と袖を取られ、暗がりに連れ込まれた。慣れない着物では抵抗することもままならず、は床にぺたりと座らされる。
 いったい誰だ――剣呑に視線を向けると、見慣れた人物がの正面に座った。

「……翼徳、さん?」

「……もう帰んの? 。まだ全然飲んでないじゃん」

「え――」

 大柄な体躯は、間違いなく彼のものだ。だが、その口調と眼差しが――先ほどのほがらかな彼とはあまりに違っていて。が目を瞬くと、どこか気だるげな様子で翼徳は笑った。

「ほら、飲みなよ。花と違って、飲めないわけじゃないんだろ?」

「それは……そうですけど。でも――」

「なに? 兄いの酒は飲めるのに、オレと一緒じゃ嫌なの?」

「…………」

 これはもしや――絡み酒なのだろうか。翼徳は、酒癖があまりよろしくないらしい。
 醒めたようにも見える目は爛々として、凶暴な雰囲気が全身から立ち上り、自分より年下ではあるが大柄なだけに少し怖いと思った。

 どこの世界でも、酔っ払いは真面目に相手をしないに限る。は笑うとゆっくりと首を振った。

「飲みすぎですよ、翼徳さん。……あっちに行きましょう。水でも貰って――」

「――行くなよ。雲長兄いも花も、難しい話してんだ。オレ、よく分かんないからもう少し一緒にいてよ」

「……っ、翼徳さん」

 肩を掴まれ、翼徳がのしかかってくる。襲うというよりは猛獣がダダをこねるような感じだったが、重みに耐えきれずはバランスを崩しそうになる。すると――

「――いい加減にしろ、翼徳」

「いでッ!! ……あれ、兄い?」

「飲み過ぎだ。……ほら、水。もっと欲しかったら厨房に行って来い。に迷惑かけるな」

「あ、あれ……」

 パチンといい音がして、頭を押さえた翼徳がから離れた。暗がりに現れた人影に、は目を見開く。
 我に返ったらしい翼徳は、を見ると慌てて手を差し伸べてきた。

「ごめん、! つぶしちゃった……!」

「いえ……大丈夫です。……玄徳様の言うように、少し酔いを醒ました方がいいですよ」

「う、うん。……オレ、行ってくる。ごめんな!」

 玄徳の静かな視線に押されたのか、翼徳はさっきの凶暴な様子もどこへやら、脱兎のごとく広間へと戻っていった。残された玄徳と、いまだ床にしゃがみ込んだままのは、無言で見つめ合う。

「……外に出るか。少し、話したいことがあるんだ」





 を廊下に連れ出すと、喧騒から離れて玄徳はほう、と息をついた。連れてこられたも、同じように溜息をつく。

「……悪かったな。あいつは少し、酒癖が悪いところがある。……何かされたか?」

「いえ……特には。大丈夫です、酔った人の相手は慣れてますから」

 言葉通り、大した嫌悪感もなさそうに襟を直したに玄徳は押し黙る。花とは違う、大人の…悪く言えばすれた対応に、安堵するのと同時に小さな引っ掛かりを覚えた。

 月光の下で改めて見ると、今宵のは本当に女らしく装っていた。花が入って来たときも愛らしさに広間が沸いたものだが、が入って来たときの衝撃はそれ以上だった。
 紫を基調とした衣を下品にならない程度に着崩し、髪を高く結い上げて普段は見えない白いうなじを晒したは、誰もが頷くほどの「美姫」だった。玄徳でさえ、ぽかんと盃を落としそうになったぐらいだ。

「……? 何か?」

「あ、いや……さっきは礼も言えなかったと思ってな。戦の最中、多くの部下たちを手当てして、それが及ばない者も丁重に看取ってくれたと聞いた。本当に、感謝している」

「いえ……できることを、しただけですから」

 食い入るように見つめていたのだろうか。怪訝に見上げてきたに、慌てて返答を返す。だが視線が自然と白い首筋を追いそうになり、玄徳は努めて目を逸らした。

 背の高い玄徳からは、のうなじも着崩した胸元もよく見えてしまう。故郷のものだという白い羽織りのような衣を着ているときはよく分からなかったが、男が好みそうな恵まれた体形をしている。
 ふくよかな胸元は谷間が見えそうで見えない絶妙な位置で襟が止まっており、品のある色気に芙蓉の執念を見た気がした。……これはある意味、目に毒だ。

「……玄徳様?」

「いや、すまん。なんでもない。……確かお前は、故郷でも花のような年頃の者たちを手当てしたり看病したりする仕事をしていたんだったな。手際の良さに、軍医も舌を巻いていたぞ」

「それほどでも……。少しは役に立てていたならいいんですが」

「謙遜することはない。だが、以前の仕事を考慮しても……花と比べると、いささか冷静すぎるような気がしてな。少し、気になっていたんだ。お前は、ああいう光景に慣れているのか?」

「…………」

 心に引っ掛かっていたことを問いかけると、の顔が暗く翳った。無言で首を振るが、ぽつりと口を開く。

「前に、両親が……車、こちらで言うところの馬車のようなものに轢かれて……死にました。たぶん、その検分に立ち会ったから…ではないでしょうか。……ひどいものでした」

「……そうか。すまない、嫌なことを聞いてしまったな」

「昔のことですから」

 淡々と告げたの顔には、苦渋も嫌悪も浮かんでいなった。その様子に、の冷静さの理由が少し分かったような気になる。
 花と比べると、年齢的なものを考慮しても、は「死」というものにどこか一線を置いて接しているような気がしたのだ。さらに言えば、自分の生にも大して執着していないように見えた。ふらりと、どこかに消えてしまいそうな危うさがあるのだ。


「……そうだ。私も玄徳様にお伝えしたいことがあったんでした」

「なんだ? ……そういえば、お前は俺のことを様付けで呼ぶな。俺の部下というわけでもないんだし、別にいいんだぞ? 花と同じように呼んでくれても」

「玄徳様。……花はまだ、子供です」

「……?」

 どこか硬い雰囲気を崩さないに笑いかけると、逆に真剣な表情で言い返されてしまった。は玄徳を見上げ、毅然と口を開く。

「こちらでは違うかもしれませんが、あの子は私たちがもといた場所では、まだ子供と言って許される年齢です。……でも私は違う。部下ではなくても、立場はわきまえるべきです。……あの子は子供なんです。私が働きますから――花を戦場に連れていくのは、できればやめて下さい」

「…………」

 普段の控えめな態度からは想像できないきっぱりとした主張に、玄徳は目を見張った。
 それは、年長者が年若い者を守る言葉だった。痛みから身を挺して庇う覚悟を決めた者の視線だった。の目を見つめ返し、玄徳は口を開く。

「……それについては、花とも話すつもりでいた。だが……それは、花が望んだことなのか? お前の気持ちを一方的に押し付けてはいないか」

「っ……」

「花が拒絶するなら、無理に連れていくつもりはない。お前が働かなくとも、ここから放り出すような真似もしない。だが……大人が子供をすべての危険から守ってやることが、いつも最善だとは俺は思わない。そいつが望んだのなら、できる限りその成長を見守ってやりたいと思う。その上で、周囲を見張ってやるのは必要だと思うが」

「…………」

「お前の気持ちもよく分かる。……だが、花の意見を、俺は何より尊重したいと思う。それは間違っているか」

「……いえ……」

 はっとしたようには視線を逸らした。……彼女も人を導いてきた立場の人間だ。年長者としてどうするのが一番良いかは、いつも自問しているのだろう。

「玄徳様の、おっしゃる通りです。……差し出がましいことを言いました」

「いや、こちらこそ。……無理をさせているのは事実なんだ。俺もできる限り支えるが、お前以上に花の気持ちが分かる奴もいないからな。……よく見ていてくれ。頼む」

「……はい」

 玄徳の言葉に、がしっかりと頷く。……強い、と思った。先ほどは危うい印象すらあったのに、花を守ろうとするは誰よりも頼もしく見えた。
 そんなのことを、玄徳はもっと知ってみたいと思った。


「だが――その問題と、俺を様付けで呼ぶのは、また違う話になるな」

「……え?」

「正直、部下じゃない奴に様を付けられるのは得意じゃないんだ。雲長や翼徳も呼んでないだろう?」

「え……で、でも、芙蓉姫は……」

「あいつは父親の代からの付き合いだからな。……花と同じように呼んでくれた方が、俺としては気が休まるんだが……」

 ちょっとした好奇心でそう提案すると、は困惑したように俯いてしまう。しばらく考え込んだあと、戸惑った様子で呟いた。

「……玄徳さん」

「ああ。……なんだ、呼べるじゃないか」

「呼べますよ。子供じゃないんですから……」

 少しムッとしたように言って、顔を逸らす。「はめられた」とその顔には書いてあって、思いがけず可愛らしい一面に玄徳は苦笑を漏らした。つられたように、もぷっとふき出す。

「……玄徳さんって、意外と意地悪なんですね」

「そうか? ……そうかもしれないな」

 初めて見た、社交用ではないの素の笑顔に、玄徳は何か温かいものを感じずにはいられなかった。





  END


「玄兄との宴会ちょいドキ+ワイルド翼徳」を見たいとのリクエストを頂き、興味もあったので書いてみました。
しかし書けば書くほど、玄兄が「むっつり」になっていくのは気のせいか…。
あらすじにはなかったワイルド翼徳を含め、玄徳軍の面々をかけて楽しかったです。
リク下さった方はありがとうございました!
(2010.12.27)